雨キャンプで濡れてしまったテント。
キャンプ場で乾かすことができず、濡れたまま自宅に持ち帰ることに。こんな経験をしたことがある、もしくは、今まさにそんな状況の人も少なくないでしょう。
濡れたテントを自宅に持ち帰ってから乾かすのはとても大変ですよね。
しかし、大変だからといって持ち帰ったテントを濡れたまま放置するのは絶対にNGです。
最悪、テントがカビだらけになってしまうこともあります。
- テントを濡れたまま放置してはいけない理由
- 自宅でできる濡れたテントの乾かし方
- テントを干す時間
- おすすめのテント乾燥サービス
この記事では、自宅でのテントの乾かし方を紹介しますが、「そもそもそれは面倒」という人はテント乾燥サービスがおすすめです。
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持ち帰ったテントを濡れたまま放置するのはNG
雨でびしょびしょに濡れてしまったテント。持ち帰ってきたものの、「疲れているし、面倒だからとりあえず放置しておこう」と考える人もいるでしょう。
しかし、テントを濡れたまま放置するのは絶対にNGです!
理由は以下の通りです。
- 耐水加工の機能が低下する
- ベタつきが発生する
- 悪臭が発生する
- カビが生える
耐水加工の機能が低下する
テントが水に濡れると、防水加工に使用されているポリウレタン加工が水と反応し「加水分解」が起こります。
加水分解が起こると、耐水加工の機能が低下します。
また、加水分解によって、ベタつきや悪臭の症状も発生します。
濡れたままにしておく時間や、温度や湿度などの環境によっても異なりますが、テントを濡れたままにすると、その分、加水分解が加速すると考えておきましょう。
カビが生える
また、水に濡れたままにしておくと、カビもはえてきます。
特に、コットン素材・ポリコットン素材のテントはカビがはえやすいですが、化学繊維のテントもしっかりカビはえるので、要注意です!
温度が高ければ2~3日でカビが発生してしまうこともあります。
「来週末に干そう!」と1週間放置したら、使い物にならなくなると思ったほうがよいですよ。
自宅でできるテントの乾かし方
ここでは、自宅でできるテントの乾かし方を5つ紹介します。
- ベランダや庭で干す
- 浴室乾燥機を使う
- 車にかぶせる
- 車の中で広げる
- 部屋干しする
なお、テントの生地は、長時間紫外線に当てると傷んでしまう可能性があるので、基本的に陰干しがおすすめです。
ベランダや庭で干す
一番オーソドックスな方法ですが、ベランダや庭で干すのがよいでしょう。
広さがあれば、テントを張ってしまってもOKです。
広さもありますし、ヒサシによって直射日光を避けることもできます。
短時間で乾かしたい場合は、日なたに干すのもOKですが、あまり長い時間紫外線を当て続けないように注意しましょう。
何日も直射日光が当たる場所に干しっぱなしにすると生地を傷めてしまいます。
浴室乾燥機を使う
浴室乾燥機を使うのも効果的です。
直射日光が当たらないですし、お風呂場ならテントの清掃もできます。
浴室乾燥機がない場合は、換気扇を回して置くだけでも充分に乾燥させることができます。
大きいテントの場合は、少しずつ場所を移動させたり、重なっている部分を移動させながら干しましょう。
車にかぶせる
キャンプ場でよく見かける光景ですが、車にかぶせておくのも良い方法です。
とくに、屋根付きの車庫がある場合は、車に被せておくだけで陰干しの自然乾燥が可能です。
屋根がついておらず、直射日光が当たる場合は、乾いたら早めにに取り込むようにしましょう。
車の中で広げる
ある程度乾かしたあと、車の中で広げておくというのも効果的です。
直射日光を避けられる上、夏場などは車内の温度が上昇するので乾きやすいです。
車庫に屋根がついていない場合は、車に被せてある程度乾かしたあと、車内にいれて広げておくとよいでしょう。
部屋干しする
直射日光をさけるには、部屋干しも効果的です。
扇風機やサーキュレーターを使用することで乾きが早くなります。
ベランダや庭である程度乾かしたあとは、部屋干しをしておいてもよいでしょう。
テントを干す時間は?
環境や気温などにもよりますが、屋外で直射日光にあてる場合、30分~1時間を目安にするとよいでしょう。
そのくらいで大体乾きます。
長時間紫外線にあてるとテントを傷める可能性があるので、30分~1時間ほどで様子を見て、取り込むか、日陰に場所を移すようにしましょう。
確実に乾燥させるならテント乾燥サービスも
自宅でテントを乾燥させる方法もありますが、専門業者の「テント乾燥サービス」を利用するのもおすすめです。
- 手間がかからずラク
- テントを傷める心配がない
- 綺麗に袋に収納してくれる
テント乾燥サービスでは、テント到着後すぐに乾燥を開始してくれるため、テントを傷める心配がありません。
また、サービスによっては、簡単な清掃をしてくれるのも魅力です。
- 時間がかかる場合がある
- お金がかかる
デメリットは、「時間」「お金」がかかることです。
とはいえ、業者によっては最短2日で完了するため、何週間もかかるということはありません。
また、お金に関しても、小さいテントであれば5000円程度で実施してくれるところもあります。
自宅で干す手間や、うまく乾かせなくてテントを傷めてしまうことを考えれば、決して高くはないでしょう。
主要なテント乾燥サービスの内容や料金については、こちらの記事でまとめているので、参考にしてください。
安さや利用のしやすさなどから、おすすめは「ソトリスト」のテント乾燥サービスです。
ソトリストのテント乾燥サービスは、ほかのサービスと比べて、圧倒的に安く、申し込み方法も簡単です。
テントサイズ | 収容人数目安 | 料金(送料込み) |
Sサイズ | 1~2人 | 5,000円 |
Mサイズ | 3~4人 | 7,000円 |
Lサイズ | 4~5人 | 9,000円 |
XLサイズ | 6名以上 | 11,000円 |
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まとめ
この記事では、雨で濡れたテントをそのまま放置してはいけない理由や、テントを傷めない乾かし方について解説しました。
- 耐水加工の機能が低下する
- ベタつきが発生する
- 悪臭が発生する
- カビが生える
自宅で乾燥させるのが難しかったり、面倒だったりする場合は、テント乾燥サービスの利用も検討してはいかがでしょうか。
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