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【読み比べ】桃太郎の絵本どれがいい?定番2冊と面白い変わり種5冊

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「ももたろう」といえば、日本で一番有名な昔話といっても過言ではないでしょう。

ももたろうの絵本も数多く出版されており、「どのももたろうを選べばいいか」と悩んで、探して、この記事に辿り着いた人もいるのではないでしょうか?

この記事では、娘と一緒に年間1000冊以上の絵本を読んでいる筆者(パパ)が、1冊目に読むべき「ももたろう」や、一風変わった変わり種の「ももたろう」を紹介します!

筆者が「おもしろい」と思っただけでなく、子どもも喜んだ絵本を紹介しています。気になる絵本があったら読んでみてください!

定番のももたろう

変わり種のももたろうを紹介する前に、まずは定番のももたろうを紹介します!

「ももたろう」の絵本はたくさん出版されています。

どれを選べばよいかわからない場合、まずは「定番」のももたろうを選ぶことをおすすめします。

定番中の定番のももたろう

  • 作:松井 直
  • 絵:赤羽 末吉
  • 出版:福音館書店
  • 初版:1965年

数ある「ももたろう」の絵本の中でも、最も定番なのが、このももたろうではないでしょうか。

50年以上も読みつがれてきたベストセラー絵本なので、1冊はもっておきたい絵本です。

大人になってから改めてじっくり読んでみると、新しい発見もたくさんありますよ。

新定番のももたろう

  • 作:いもと ようこ
  • 出版:金の星社
  • 初版:2008年

いもとようこさんのシリーズは「昔話」や「童話」の新定番と言っても過言ではありません。

可愛いイラストや、読みやすくアレンジされた文は、小さな子でもわかりやすいように工夫されています。

定番のももたろうよりもわかりやすいので、1冊目の「ファーストももたろう」としておすすめです。

ももたろうに限らず、「昔話」や「童話」の導入として、いもとようこさんのシリーズはとてもおすすめです。

変わり種のももたろう

ここからは、変わり種!ちょっと変わった「ももたろう」の絵本を紹介します。

後ろに紹介するものほど、年齢が上がってから読むことをおすすめします。

定番のももたろうを読んでから読むと、面白さが何倍にもなるので、まずは定番から読んでくださいね!

うたう!ももたろう

  • 作:スギヤマ カナヨ
  • 出版:赤ちゃんとママ社
  • 初版:2019年

♪も~もたろさん、ももたろさん♪

♪おこしにつけた きびだんご♪

♪ひとつわたしにくださいな♪

言わずと知れた「ももたろうの歌」のメロディーにのせてお話が展開していきます。

全編、歌にのせて読むことができ、たのしくももたろうの世界に入り込むことができます。

歌詞を覚えて、子どもと一緒に歌っても楽しいですね。

ももたろう

  • 作:ガタロー☆マン
  • 出版:誠文堂新光社
  • 初版:2020年

漫画家「漫☆画太郎」さんが、ガタロー☆マンとして絵本デビューした作品です。

強烈な画風と、テンポの良い文、思わず真似したくなる言い回しで、子どもははまりにはまります。

ももたろうの話を知らなくても楽しむことができます。

アメトーーク!の「本屋で読書芸人2023」でも紹介されており、大注目の絵本です。

「笑本おかしばなしシリーズ」として、「てぶくろ」や「おおきなかぶ」も出版されています。

ふたりのももたろう

  • 作:木戸 優起
  • 絵:キタハラ ケンタ
  • 出版:ドリームインキュベータ
  • 初版:2021年

おじいさんとおばあさんに育てられた「ももたろう」と、おにに育てられた「ももたろう」。

二人のももたろうのストーリーが楽しめる絵本です。

仕掛け絵本になっていて、通常のももたろうを読み終えると、もうひとりのももたろうのお話が始まります。

普通のももたろうの話がわからないと理解ができないので、ももたろうのお話を理解できるようになってから読むのがおすすめです。

空からのぞいた桃太郎

  • 作:影山 徹
  • 出版:岩崎書店
  • 初版:2017年

ももたろうのお話を、鳥瞰視点で楽しむという絵本です。

ももたろうの家や、鬼ヶ島、道の様子など、空からのぞくことで場所場所の様子やサイズ感などを楽しむことができます。

絵は細かく描き込まれており、とくに鬼ヶ島の様子は圧巻です。

付属の解説書で、「桃太郎のツッコミどころ」についての説明がされています。

例えば、「イヌ・サル・キジは報酬(きびだんご)で雇われた傭兵ということになりますが、そうなると、報酬が安すぎるのではないか?」など。

これがとてもおもしろく、この解説を読んだあとに「定番のももたろう」を読むと、さらにももたろうの面白さが深まります。

桃太郎が語る桃太郎

  • 文:クゲ ユウジ
  • 絵:岡村 優太
  • 出版:高陵社書店
  • 初版:2017年

童話の主人公が自分の口で物語を語るというコンセプトの絵本です。

ももたろうが、生まれてきて鬼退治に行くまでの心境を、自分の視点で語っています。

ももたろうは本当はどんな心境だったのか、という絵本なので、ももたろうのお話を知っている方がより楽しむことができます。

小学生で、登場人物の心情になどについて学習するようになってから読むと、より楽しむことができるでしょう。

まとめ

定番の「ももたろう」と、変わり種の「ももたろう」の絵本を紹介しました。

まずは定番のももたろうを読んで、あらすじを理解してから、変わり種のももたろうを読んでみてください!

子どもが大喜びすることまちがいありません!

気になった絵本があったら、ぜひ購入して読んでみてくださいね。

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